副業始めます
私自身ADHDではあるものの、今のところ身障者枠ではなく、普通に働いてます。
普段は、ADHDであることを基本的にオープンにしていますが、職場ではオープンにしていない…というか、しなくても大丈夫な職場でしか働きません。幸い私の場合は、生活に困るほどの障害になっている部分は不注意の部分だけ。ちゃんと人間関係と業務内容を確認したら、しばらくは、職場では気付かれずに過ごせるところも沢山あります。
公表することによって、かえって心配されたり、視野を狭められるのはもったいない。得意分野もあるし、もう20年近くADHDと付き合ってると、採用前の面接である程度、自分でも働けるか見えるので、あえて言いません。facebookなども公表しなければならない職場では、バリバリ公表してるのでわかるだろうし。そこはご縁だと思ってるので、一喜一憂はしないかな。
実際今働いている会社は、勤め始める数年前に一度応募していて、その時は書類選考で落ちた会社。今回転職活動時にも募集案内が出ていて、近所で割と希望条件に合致していたので、もう一度応募してみたら、面接時に即採用というステキな会社です。前回募集時に応募したことも伝えましたが、全然記憶になかったみたい(笑)ご縁なんてそんなものですよね。
会社にはホント良くしてもらってます。今は、もうADHDも公表してますし。でも、子供ができると色々お金がかかるので、今の収入ではちょっと足りない…。給料UPは望めないけど、このままじゃ心配。
そして、できればもう少し家族や友人と過ごす時間も欲しい。どちらかというとお金よりもこっちの方が重要かな。
あんまり稼ぎ過ぎても、体調崩して働かない時の税金関係は、本当に堪えるので、そのバランスもうまく保ちながら進みたいと思ってます。
将来的には、フリーでやりくりできれば一番嬉しいんですけどね。これは、次の段階の目標です。
ストラテラその後…。
先日、2錠にしてから2度目の診察が有りました。
実は2錠にした時の胃薬が軽すぎて、かなり胃が痛み眠れなくなってしまっていたのです。正直、毎日これくらい痛みが出るなら、これからどうしよう…と思う程でした。胃薬を変えてもらったら、その後は支障が出るほどの痛みにはなりませんでした。これでしばらく続けられそうです。
もうひとつの心配ごと。それは費用の問題です。
我が家では、基本的に財布は別。たまたま夫がとてもしっかりやりくりしてくれる人なので、全部任せています。私はパート並みの給料なので、食費やおむつ代など、毎月引き落としにならない部分の担当。小口現金的な部分かな。あと、自分の治療費、実家への仕送り(今は平日の息子預かってもらったり、オカズを作ってもらう費用になってますが)…というのが基本なので、治療費が少し私の生活を圧迫していました。一般論でいえば、同一世帯である夫になんとかしてもらえ、と言われる話だと思いますが、夫の収入ではそこまで余裕がありません。
また病院が若干遠く、公共交通機関を利用するとパニック障害の発作を起こしやすい私は、現在ほとんど車移動のため、駐車場代なども考えると、効果があるのはわかったけどどうしようか…と困っていました。
そこも今は公的支援でなんとかなるかも。ということで、次回の診察の後に診断書をもらって区役所へ申請に行ってきます。この詳細は、次回の診察の後に書きますね。
さて、最近の私のADHD状況はこんな感じです。
これからは、息子のこと、生活のこと、費用工面の方法など、いろいろお話ししていこうと思います。
ストラテラ飲み始めました。
まだADHD確定ではありませんが、通院し始めた病院でストラテラが処方されました。ストラテラカプセル40mg。ちょっと変わった青いカプセルに入っています。
お薬手帳の内容欄には…(一部抜粋)
神経を活発にすることによって、注意欠陥・多動性障害を治療。閉塞隅角緑内障の方は通常服用できません。眠気・めまいが起こることが有りますので、車の運転や機械操作は注意して下さい。※後発品なし
ひとまず初回は試しに1錠から。1週間試して、大丈夫そうなら2錠へ増量。
私の場合は、1錠でも結構効果があって、おでこの辺りのモヤモヤしたしびれがスッキリしました。眠気は、少しあるけど支障なし。ただ、ものすごく胃が痛いので、2錠へ増量時に胃薬を出してもらいました。
金額的には診察料も含めて、1カ月1万円ちょっと。今月は検査などもありましたが、それでも2万円弱でした。
常用する人もいれば、忙しい時期など症状が続く時だけ飲む人もいるそうで、それは慣れてから調整できそうです。
個人的な感想としては、しばらくは常用しますが、費用的なことも考えると、忙しい時期だけで良いかな…。という感じです。頭がスッキリして、今まで集中ができなかった事にも集中ができるようになっています。こんなに効果が表れるなら、もっと早めに検査受ければ良かったなぁとも思います。しばらくは薬を飲みながら様子見です。
検査するまでもなく…
実際先月から、検査をしてくれる病院へ通っています。
初回は、心理テストと血液検査、自律神経の働き具合をみる検査、そして問診。
心理テストは何となく想像付きました。良くネットでも載っているセルフチェックです。
血液検査・尿検査は意外でした。実際同じ症状を訴えていても、全然違うところに原因がある人って多いんですって。
自律神経の検査、15年前は全然こんなの調べてくれなかったなぁ。ほぼ問診だけだったような(笑)指先を洗濯バサミの様なもので挟んで2~3分黙っているうちに測定してくれる優れもの。しかもこの検査については、すぐ結果が分かりました。自律神経の動きが悪すぎ!
そして先生の問診の前に、相談員の方による面談がありました。
家族構成や学歴、症状で困っている事など一通り聞いてくれました。
自分からまとめて先生に報告しようとすると、抜け漏れがありそうで心配でしたが、先に質問してくれるので、話す内容がまとめやすく助かりました。
その後で問診。
先にやっていた検査の結果などを踏まえて、詳しい所をいくつか質問されました。
そしてADHDの検査についての説明も軽く受けました。東京の方では10日間ほど入院して検査するんですね。あいにくそんな予算もないので、通院で検査してもらうことにしましたが。
で、初回の検査と相談内容から、やっぱりADHDであるのはほぼ確定だろうとの事。後は、それが実際子供のころからだったのか、大人になってからなのか、どこがどのレベルなのかというのは、これから少しずつわかるとのことでした。
それにしても先生のフォローが面白い。
ADHDって、大変なところもあるけど、案外楽しく生きられるよ。結構愛されキャラだったりもするし。サザエさんみたいなものだよ。おっちょこちょいだけど、毎日楽しそうでしょ?不安なところとか解決したら、きっと楽しい生活を送れるから安心してね。
って。プッって笑っちゃったけど、こうやって理解してくれる人がいて、かなり感激しちゃいました。この先生について行けば、色々改善できそうな気がします。
もう一度検査を受けることにしました。
私が持っているADHDという発達障害。初めて診断されたのはもう15年近く前でした。
20代は精神的にかなり不安定で、ちょくちょく心療内科などに通っていたのですが、当時通院していた症状の原因に、この発達障害を挙げられたのです。ただ、当時は発達障害についてほとんど情報が無く、実際通っていた病院でさえもちゃんと説明してくれない程でした。
数年後、子供の発達障害や片づけられない女たちなどで話題になって、書店などでも情報が得られるようになって、ようやくADHDがどんなものか知ったものです。当時はこんなにインターネットも身近ではなかったですしね。
そうこうしているうちに、元々友人だった夫と付き合い始め、色々フォローしてもらううちに、精神的にも安定し、生活で困る事も少なくなりました。
でも、忙しすぎて疲れたり、ちょっとストレスがかかるとやっぱり症状が現れる。加えて子育ても始まると、また症状が顕著になってきました。
そして、産まれてきた息子も若干あやしい気配が…。
今は保育園に行っているのですが、集団行動ができない、みんなが座っている時に走り回ってしまうなど、ちょっと不安要素が有ります。実際に、保育園からも療育などの相談へ行く様に話がきてしまいました。
それで私も決心がつきました。
自分のADHDのこと、何となくはわかっているつもりだけど、ちゃんとはっきりさせよう。子供も可能性が出てきたので、ちゃんと状況を把握したうえで、今後の事を考えようと。
でも、いくつか病院に予約TELをかけたところ、以前にADHDと診断されているのに、もう一度検査するなんて…断られること数軒。予約取れても数カ月以上先というのも多く、なかなか病院が決まらない。
自宅からちょっと遠いけど、ようやく見つけた時には涙が出そうになりました。